『I Still Love New York マンハッタン生活風景』(文芸社 1,200円)上山仁子著
直木賞作家、常盤新平氏絶賛!
「批判があり、ユーモアがあり、一人の女性を通じてニューヨークの生活や風景が生き生きと伝わってきます。笑いと涙があって、その二つとも本物なのです。ニューヨークについて、ニューヨークに住む自分自身についてこんなに正直に書かれた本を私は他に知りません。本当に素晴しい本だと思います」
著者より一言
この本の元になったものは『夢飛行 ニューヨークからの手紙』を出版したその直後に始めたメールマガジンの連載でした。『夢飛行』の出版社から「どんなことでもいいから上山さんなりのニューヨークの話しを書いて欲しい。『夢飛行』の宣伝にもなるし....」と誘われたのがきっかけです。一冊本を出したものの、「よかった、よかった。はい、じゃあこれで終わりね」とそれで満足してしまうのにはちょっと物足りないような気がしていたし、回りのみんなからも「書き続けることに意味がある」と励まされ、そのメールマガジンを引き受けたのです。連載は「New York tid bit−ニューヨーク在住グラフィックデザイナーのちょっとした話しあれこれ」というタイトルで約一年、続きました。
連載中に二人目の子供を妊娠し、4ヵ月目で絶対安静の身になりました。更にはワールドトレードセンターを襲ったテロで精神的に最悪の状態になりました。そんなことが起こるとは予想もせずに書き始めたことでしたが、今から思えばそういう大変な年だったからこそ、その時々の思いを記録することができてよかったと思っています。
文化の違いや言葉の障害で生活が不自由だと感じても、テロが起っても、やっぱり私はニューヨークが大好きです。ニューヨーカーの素晴しいスピリットと、この街の復興を信じて、これからもこの街を見守り続けていきたいと思います。

この本を購入するのはこちら。

『夢飛行―ニューヨークからの手紙』(鳥影社 1,400円)上山仁子著
著者より一言
20代半ばにさしかかった頃、もう一度勉強して将来の見直しをしようと何となく思い始め、1992年にアメリカ渡米を決意した、その瞬間から私の「夢飛行」は始まりました。 ニューヨークでの私の生活は、単に大学でデザインを勉強する留学体験を得る為だけのものではなく、アメリカでも至る所で見られる人種差別や貧富の差を自分の中でも感じながら、アメリカ社会がどういうものかを理解し、その中で日本人としての自分の姿を改めて見つめ直すきっかけを掴む場所でもありました。新しい自分を見つけだすと同時に、異文化に接することによって見失ってしまった自分を再発見しようと迷路の中でぐるぐると同じ所をさまよっていたような気がします。 またそういう不安定な時期に、父親を突然の死によって失い、それが私の人生における大きなターニングポイントに変わっていくことを心の中で次第に感じ始めることになります。 その頃の私の生活で起こっていたことや感じていたことは多分、決して特別なものではなく、20代後半の女性、もしくは人間としては、ごくありきたりのものだったのかもしれません。ただ、私がたまたまその時ニューヨークにいたという事実によって、降りかかってきたいろんな出来事を私自身が真直ぐに受け止めることができなかっただけなのでしょう。 そういった慣れない異国での日常生活の中で、何か変だと思いつつその複雑な心情と疑問とが積み重なっていき、少しづつノートに書き留めるようになったのが、この本の始まりです。 私にとっては二度目の結婚相手となった現在の夫と新しい生活が始まるところで本は終わっていますが、シンデレラのハッピーエンドとは違います。涙なしでは語れない悲しいマッチ売りの少女の様な話でもありません。 タイトルはあえて「夢飛行」としましたが、絶えず夢と希望に満ち溢れたものでは決してなく、この本は、あくまでも一人の「普通」の女性が異国の地で「普通」に悩みながらも「普通」に一生懸命生きようとしている日常の姿をありのまま、正直に綴ったものです。 これから何かを始めようとする人、辞めようとする人、いろいろ人生で悩んでいる人、何の悩みもない人、理由は様々でもこの本を読んで少しでも何かに共感していただければ嬉しいです。そしてこういう人生もあったんだなって、本を読み終わった時にその人の気持ちをちょっとだけでも広げることができるのなら、この本を書いて本当に良かった と思えることでしょう。

この本を購入するのはこちら。


上山仁子のメールマガジン:
『アメリカーンな子育てはお好き?』
詳細/登録も上のリンクから。

HP:
http://hitoko.com


ブログ:
http://ameblo.jp/nymommy/